• 《第44回モスクワ国際映画祭正式出品》 《ワールドフィルムカーニバル・シンガポール2022正式出品作品 批評家賞受賞》 《スペイン アクション国際映画祭2022正式出品作品 最優秀スタントマン賞受賞》 《アメリカLAアクション映画祭正式出品作品》
  
• 熱き漢たちの寡黙な咆哮が聴こえるか？因縁のスタント≪ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ≫
  モトクロスレーサーからスタントマンに転向した若者と、運命に導かれるように集ったスタントの世界で生きる男たちの人生をかけた生き様を描く！　
  
• 全てが本物のカースタント！CG全盛の時代に問う、スタントマンの存在。その意義と理由―。
  かつてCGのなかった時代。危険なシーンを撮影する現場にはスタントのプロたちが集っていた。彼らは全てのスタントと爆薬の管理を自ら行ない、いかに安全でかつ効果的な撮影ができるのか　試行錯誤を繰り返していた。現場で話し合うことで生まれる独特の緊張感がすべての俳優とスタッフに伝播し、それこそが当時のアクションシーンの要となっていた。危険な撮影を回避し、CGによる映像づくりが主流となった昨今の映像業界。本作は今まさに萎みつつあるスタント文化の価値と継承を問い直すべく誕生した究極の野心作である。　
• 悲しみ、孤独、喪失感。伝説のスタントマン・高橋昌志による一世一代の雄姿を目撃せよ！タカハシレーシングにてスタントマンのキャリアをスタートし、多くのTVドラマや映画のスタントシーンを演じた高橋昌志。2019年、実の弟と愛犬を亡くし大きな喪失感を抱えていた高橋は「亡くなった彼らに最高のスタントを残してあげたい」と一念発起。友人である六車俊治に映画制作を持ちかけたのをきっかけに本作は始動した。俳優として初の出演となった本作で、過去を背負った元スタントマン役を高橋自らが好演。これまで培ってきたスタント生命の全てを賭け、前代未聞のスタント≪ジャンピング・ロール・オーバー・シー・ダイブ≫にその雄姿を焼きつけた！　
• 南翔太、石黒健、池上季実子、石田卓也ら実力派キャストで贈るアクション快作が誕生！
  高橋昌志演じる元スタントマン・大久保豪への復讐心に燃える青年・星アキラを演じるのは、「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」シリーズ(07)以降、幅広く活躍する南翔太。そして池上季実子、石黒賢、石田卓也ら実力派俳優が重厚な存在感を示し、D1ドリフトプロドライバーの粟野如月が本人役で出演することも話題に。監督・脚本を務めたのは『恋人はスナイパー』(04)、「クロステイル 〜探偵教室〜」(22)の六車俊治。高橋と長年の友人関係であった六車は本作の企画段階から携わり、二人の友情とスタント文化に対する熱き想いが映画制作の原動力となった。

---

Staff

• 監督・脚本：六車俊治 『恋人はスナイパー』「クロステイル 〜探偵教室〜」
• 音楽：谷地村啓
• 撮影：水垣喜紀 / 長谷川康太郎
• 照明：淡路俊之
• 録音：臼井勝
• 編集：柴山将成
• ヘアメイク：森田杏子
• 監督補：金沢勇大
• 音響効果：臼井勝
• プロデューサー：髙橋昌志 / 六車俊治

Cast

• 南 翔太「ウルトラギャラクシー大怪獣バトル」シリーズ
• 石黒賢『コンフィデンスマンJP』シリーズ 『マスカレード・ナイト』
• 髙橋昌志
• 池上季実子『陽暉楼』『華の乱』
• 石田卓也『リアル鬼ごっこ』『リアル鬼ごっこ２』
• 粟野如月
• 藤澤志帆『サヨナラCOLOR』『わさび』
• 丸りおな「高嶺と花」「歌舞伎町弁護人 凛花」

Story

星アキラ(南翔太)は、早くに父を亡くして母親とアメリカへ渡ってモトクロスのプロレーサーになるが、母の死をきっかけに帰国する。その理由は、父の事故死の原因となった元スタントマン、大久保豪(髙橋昌志)への復讐の為。叔母の夏目瞳(池上季実子)から「殺さないと約束するなら」と居場所を聞き出し、「俺もスタントマンになってケリをつける」と啖呵を切るが、豪は何も語らず、日本を代表する存在だった頃の面影はなかった。アキラは同じく元スタントマンの藤堂仁(石黒賢)の下でトレーニングを始めるが、得意だったバイクも上手く操れない。藤堂から「事故なく早く走るのがレースだが、カースタントは派手にクラッシュを起こす。生きるか死ぬか。スリルの芸術だ」と諭されて練習を重ねていく―。ある日、車を回転させながら空中へと飛ばして海にダイブする仕事の依頼がアキラに舞い込む。それは、父が事故死したスタントだった…。さらに風雲急を告げる事態が巻き起こる―。

---

---